ぽぷりのLeave me alone.

オーオタ歴15年のとある販売員が突然始めたブログ。(*´꒳`*)

意外と名機!? QT2レビュー。

では、正式な初投稿です。(*´꒳`*)

 

ツイッターで第1発目を募集したら中華イヤホンが1位だったので、中華イヤホンから始めます。

みんなニッチやなあ。( ̄▽ ̄;)

 

先日HiFiHearさんにご提供いただいた「QT2」のレビューをします。

QT2は1BA+2DDを搭載したハイブリッド型中華イヤホンです。

価格はAmazonにて5600円。

 

はっきり言って全く期待していませんでした。ごめんなさい。( ̄▽ ̄;)

しかし、結果はタイトルにある通り、いい意味で裏切られるものでした。

f:id:AK11235:20180529213853j:plain

写真の通り見た目はアレですが...。( ̄▽ ̄;)

 

【結論】音場が美しく広がるイヤホンだ。

まず結論から書くと、「音場が美しく広がるイヤホン」ということです。

誤解を恐れずに言えば、10proの音場、定位に近いのです。

10proのハイハットが独立して鳴っているような感覚、ライブ音源の観客の声援のサラウンド感が非常に似ています。

これには驚きました。

 

マルチドライバはネットワークを工夫して、「いかに1つのドライバで鳴っているようにするか」が至上命題とされてきました。

10proも唯一の弱点としてドライバのクロスオーバーが指摘されていました。

私も御多分にもれず、刷り込まれたかのようにマルチドライバのクロスオーバーに良い印象を持っていませんでした。

 

ところが、です。

今思えば10proの音の展開はとても楽しかったのです。

 

QT2の話に戻ります。

このQT2。クロスオーバーの設計ははっきり言ってうまいとは思いません。

ましてやハイブリッドですから、「あ、この音はDDが鳴らしてるな。」「この音はBAが鳴らしているな」というのが明らかに分かります。

しかし、それが功を奏することもあるのだと思わせてくれました。

 

BAとDDの音の響き方の違いが、音に立体感を生んでいたのです。

 

この効果はライブ音源で最大級の成果をもたらしてくれます。

まさに会場にいるかのように歓声が広がるのです。

正直、感動しました。

もちろん、「音質」という意味では10proには敵いません。

BAの音は若干かすれているし、低域の締まりも最高とは言えません。

でも、この臨場感はとても良いと評価できます。

音質も決して悪いという訳ではなく、中域は思いの外滑らかですし、中華イヤホンとしてはかなりフラットで自然な帯域バランスだと思います。若干ドンシャリではありますが。貴重です。(中華イヤホンはドンシャリが多すぎます。それはそれで楽しいけど...。)

 

ここ最近中華イヤホンの発表ラッシュですが、その中でも、ぜひ皆様にもお試しいただきたいイヤホンとして強くおすすめいたします。

 

【スペックなど】

ドライバ:1BA 2DD

インピーダンス:15Ω

感度:105db

と、音量を取りやすい機種です。

一方で、その対価としてノイズを拾いやすいため、パワーのあるアンプやDAPではホワイトノイズが気になります。

Questyle QP2Rとaune M2s、Cayin N6で気になるレベルのホワイトノイズがあります。

一方でただ出力が小さいだけのDAPで使用すると音が痩せるので、それなりの電流、電圧を供給できるDAPが必要だと思います。

AKシリーズやONKYO/Pioneerなどこの手の高感度イヤホンに特化したDAPをお勧めします。

私の手持ちだとopus#1sがノイズレスです。

 

【使用感など】

まず、付属のケーブルはせっかく上手くまとめたプロダクトなのに、お世辞にも良いとは言えません。

いわゆるゴムゴムケーブルで、取り回しが悪く、音も良くありません。

装着感ですが、金属製で見ての通り角ばっている部分があるので、付け方や姿勢によっては痛いこともままあります。

イヤーピースも交換をお勧めします。

おすすめは後述します。

 

【おすすめ運用方法】

さて、では私がどのようなセッティングで使っているかおすすめを公開します。

まず、イヤーピースをスパイラルドットに変えます。

f:id:AK11235:20180529220251j:plain

名前の通り、スパイラルなドットがあるイヤーピースです。(語彙力)

 

高域の滑らかさと広がりが改善されます。

軸の太さもぴったりです。

 

次に、ケーブルを4芯以上のグラウンド独立配線のものに変えます。

アンバランスでも、バランスでもどちらでも良いです。

セパレーションが向上し、サラウンド感が増します。

私はこちらも提供いただいたものを利用しています。(提供元Easy earphones様)

f:id:AK11235:20180529223306j:plain

私は、2.5mmバランス、2pinをいただきました。

しなやかで使いやすいです。耳掛け部分にワイヤーやくせがないのもイイ。

なお、イヤホンを耳につけたときに上にくる穴がホット。下にくる穴がコールドなのでお間違いなきよう...。

幸いにもこのケーブルはホット側に赤いインクが塗ってあります。

親切。(*´꒳`*)

私はテスター当てるまで信じないけど。( ̄▽ ̄;)

 

以上。

たったこれだけ。

皆さんもやってみてね!(*´꒳`*)

 

【後記】

まだ、初回なので、雑だし、至らないところもあるかと思います。

それは、今後コメント欄やツイッターなどで指摘していただければ、徐々に改善できるかと思います。

とりあえずは許してね。( ̄▽ ̄;)

こういう話を書いて欲しい。この点についてどう思いますか、などコメントいただければ、徐々に洗練されていくかと思いますので、何卒ご協力を!


ではでは。(*´꒳`*)

 

本記事で紹介した商品。